ここのサーバーDOWNのため
2004年8月11日昨日の日記を書くことはできませんでした。
もうサーバーが復活することはない。とあきらめていましたが、なんとか復活してくれた模様。今日も読書記録を書きたいと思います。
日米安保改定待ったなし
日高義樹
冷戦が終わった現在、極東アジアにおけるアメリカの軍事的拠点の意義が低下している。朝鮮半島において北朝鮮と韓国の関係がアメリカ本土に及ぼす影響は、皆無に等しい。中国経済が開放されていないときは、北朝鮮、韓国統合というものに経済的メリットがあったのだが、今となっては、どうでもよいことになってしまったのだ。
アメリカのアジア極東戦略は、クリントン政権の元では、「ナイドクトリン」に基づき冷戦対応型のままであったが、ブッシュ政権では、冷戦構造とはまったく関わりのない展開をしようとしている。
ラムズフェルド国防長官が、2001年12月に会見した内容で
”戦争の形態がこれまでとは、大きく変わっている。これまでの戦争では、相手の国土を占領したり、戦闘員を殺害したり、敵の総合的な戦力を破壊することが目的だったが、テロ時代になったいま、戦争目的は変わった。テロの恐怖を取り除くだけでよい。つまりスマート弾やミサイルで敵の軍事能力を破壊するだけでよい。”このような内容の発言をしている。
日本の軍事力が強化された現在、完全に当初の日米安全保障条約の持つ意味が薄れてきている。
日本国憲法第9条と日米安全保障条約 この二つは、もともと日本に軍事力を持たせないという意図で作られたものである。
キッシンジャーは、”長い歴史を持つ民族というものは、何かがあったからといってそれほど変わるものでない” ということを述べている
つまり、2000年の歴史の中で終戦後たったの60年間で、国家と国民の尊厳を放棄してしまうことはありえない。ただアメリカに平和憲法をおしつけられていただけということである。
新しいアメリカのアジア戦略が発動されようとしている今こそ、日本は、自らの力で自国を守る準備をはじめないといけない。またアメリカとも対等な軍事同盟を結ぶ必要がある。
1 横田基地は、アメリカ軍のレジャー施設。
今後、アメリカ軍が撤退してもこの基地は残る。
2 中国と台湾の戦いは、電子戦争になりつつある。
互角の力。軍事的に台湾のミサイルは、中国大陸は、用意な攻撃目標であり、奇襲攻撃をかければ、大混乱になる。
3 シュレンジンジャー元国防長官 ”日本国土、沖縄基地を大幅に変える計画はない”
ラムズフェルド国防長官 ただし韓国においては、全面撤退を表明。
4 北朝鮮との戦争において、朝鮮戦争のように、アメリカ軍が北朝鮮軍と地上で戦うことを考えている人間は、ホワイトハウスに一人もいない
5 アメリカ軍の今後の戦争の仕方
”敵をすばやく打ち負かす”
6 アメリカ海兵隊は、小規模な部隊がテトリストと戦うことになる。
これまで30数人の一個小隊が行ってきた作戦を10人程度の分隊が行うようになる。
もうサーバーが復活することはない。とあきらめていましたが、なんとか復活してくれた模様。今日も読書記録を書きたいと思います。
日米安保改定待ったなし
日高義樹
冷戦が終わった現在、極東アジアにおけるアメリカの軍事的拠点の意義が低下している。朝鮮半島において北朝鮮と韓国の関係がアメリカ本土に及ぼす影響は、皆無に等しい。中国経済が開放されていないときは、北朝鮮、韓国統合というものに経済的メリットがあったのだが、今となっては、どうでもよいことになってしまったのだ。
アメリカのアジア極東戦略は、クリントン政権の元では、「ナイドクトリン」に基づき冷戦対応型のままであったが、ブッシュ政権では、冷戦構造とはまったく関わりのない展開をしようとしている。
ラムズフェルド国防長官が、2001年12月に会見した内容で
”戦争の形態がこれまでとは、大きく変わっている。これまでの戦争では、相手の国土を占領したり、戦闘員を殺害したり、敵の総合的な戦力を破壊することが目的だったが、テロ時代になったいま、戦争目的は変わった。テロの恐怖を取り除くだけでよい。つまりスマート弾やミサイルで敵の軍事能力を破壊するだけでよい。”このような内容の発言をしている。
日本の軍事力が強化された現在、完全に当初の日米安全保障条約の持つ意味が薄れてきている。
日本国憲法第9条と日米安全保障条約 この二つは、もともと日本に軍事力を持たせないという意図で作られたものである。
キッシンジャーは、”長い歴史を持つ民族というものは、何かがあったからといってそれほど変わるものでない” ということを述べている
つまり、2000年の歴史の中で終戦後たったの60年間で、国家と国民の尊厳を放棄してしまうことはありえない。ただアメリカに平和憲法をおしつけられていただけということである。
新しいアメリカのアジア戦略が発動されようとしている今こそ、日本は、自らの力で自国を守る準備をはじめないといけない。またアメリカとも対等な軍事同盟を結ぶ必要がある。
1 横田基地は、アメリカ軍のレジャー施設。
今後、アメリカ軍が撤退してもこの基地は残る。
2 中国と台湾の戦いは、電子戦争になりつつある。
互角の力。軍事的に台湾のミサイルは、中国大陸は、用意な攻撃目標であり、奇襲攻撃をかければ、大混乱になる。
3 シュレンジンジャー元国防長官 ”日本国土、沖縄基地を大幅に変える計画はない”
ラムズフェルド国防長官 ただし韓国においては、全面撤退を表明。
4 北朝鮮との戦争において、朝鮮戦争のように、アメリカ軍が北朝鮮軍と地上で戦うことを考えている人間は、ホワイトハウスに一人もいない
5 アメリカ軍の今後の戦争の仕方
”敵をすばやく打ち負かす”
6 アメリカ海兵隊は、小規模な部隊がテトリストと戦うことになる。
これまで30数人の一個小隊が行ってきた作戦を10人程度の分隊が行うようになる。
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