実家に帰省
2004年8月12日しております。実家のPCにて更新
日本人2大イベント 盆と正月。 このわたしも盆には、帰省するわけですが、そもそも盆という風習は、仏教の儀式であり、「先祖の精霊を迎え追善の供養する期間」であるわけで、宗教的意味合いが大きいものでありますが、なぜか日本では、宗教的なものを超えた昔からの日本人の風習として馴染み、自然に先祖に感謝し、年に2回(最低)全国にちらぱった家族が一箇所に集まることができるすばらしいイベントの一つになっております。 クリスマスも宗教色を無くし楽しむことができる日本人は、変化に対応し、良い面を吸収できるすばらしい民族である気
がします。(ただ商用に利用されているだけとも考えられますが)
(参考)盆の解説http://www.choutin.com/obon/sitteru-iware-frame.htm
本日読んだものは、
侍と町人に学ぶ隠居の楽しみ方竹内誠 磯田道史
この書物から考えさせられることといいますのは、現代人は、仕事が趣味と思えるぐらい仕事に人生のウェイトを置き、仕事での成功が幸せの中でランキング一位になっている人が多い中、江戸時代の人々は、多種な幸福感を認め、大名などの身分が高い者、町人のようにお金を持っている者が、幸せとは限らないこと理解し、別次元の豊かな幸福哲学を持っていたということであります。
1 便利では豊かでない現代
ツールの変化とともに人間の意識が追いついていない
2 江戸の人口100万にの半分は、武士であった。
武士の離婚率は15% 再婚の数も多い
3 平均寿命が短いため50歳をすぎると毎年死を意識する。
”この虫の音が聞けるのもこれが最後かも”
”来年は桜を見ることができるだろうか?”
物売りの声(金魚 苗木 蚊帳)
現代の人のわれわれとは、自然や四季の捉え方かなり違うであろう。
4 江戸時代の識字率が非常に高かった。読み書きそろばんを教える寺子屋のおかげである。
江戸時代には、今日刊行されている分野でなかったものはない。
そろばん、文字を知ることによって出版物を学習し、そこから得た知識で、生活や処世の楽しみや潤いが倍加し幸福を感じる。
(江戸時代の書物を研究することで、現代の”こころの時代”で見落としているおもしろいことを見つけることができるかもしれない)
5 武家では、家督を継ぐ長男に父親が、出仕したらだれにどんな挨拶をするとか、殿中ではどのようにお茶をだすか、家を出るところから切腹の仕方まで、男しか知らぬ伝えねばならぬ作法を教えた。
(現代では、学校の勉強以外でこのような知識などを教えられる父親というのは、少ない。学校の勉強さえおしえられない父親が多いかも)
6 現代社会は「時は金なり」で、時を追いかけるというか追いかけられているが、江戸人は、時間の経過 移り変わり 季節感だとか、味わいながら暮らしている。 一刻(いつとき)2時間もある。
その中で子育てをしたり、自然と戯れたり、好きなことをした。
7NHKの「三屋清左衛門残日録 藤沢周平」が武士の生活を知るには、最高のドラマ
日本人2大イベント 盆と正月。 このわたしも盆には、帰省するわけですが、そもそも盆という風習は、仏教の儀式であり、「先祖の精霊を迎え追善の供養する期間」であるわけで、宗教的意味合いが大きいものでありますが、なぜか日本では、宗教的なものを超えた昔からの日本人の風習として馴染み、自然に先祖に感謝し、年に2回(最低)全国にちらぱった家族が一箇所に集まることができるすばらしいイベントの一つになっております。 クリスマスも宗教色を無くし楽しむことができる日本人は、変化に対応し、良い面を吸収できるすばらしい民族である気
がします。(ただ商用に利用されているだけとも考えられますが)
(参考)盆の解説http://www.choutin.com/obon/sitteru-iware-frame.htm
本日読んだものは、
侍と町人に学ぶ隠居の楽しみ方竹内誠 磯田道史
この書物から考えさせられることといいますのは、現代人は、仕事が趣味と思えるぐらい仕事に人生のウェイトを置き、仕事での成功が幸せの中でランキング一位になっている人が多い中、江戸時代の人々は、多種な幸福感を認め、大名などの身分が高い者、町人のようにお金を持っている者が、幸せとは限らないこと理解し、別次元の豊かな幸福哲学を持っていたということであります。
1 便利では豊かでない現代
ツールの変化とともに人間の意識が追いついていない
2 江戸の人口100万にの半分は、武士であった。
武士の離婚率は15% 再婚の数も多い
3 平均寿命が短いため50歳をすぎると毎年死を意識する。
”この虫の音が聞けるのもこれが最後かも”
”来年は桜を見ることができるだろうか?”
物売りの声(金魚 苗木 蚊帳)
現代の人のわれわれとは、自然や四季の捉え方かなり違うであろう。
4 江戸時代の識字率が非常に高かった。読み書きそろばんを教える寺子屋のおかげである。
江戸時代には、今日刊行されている分野でなかったものはない。
そろばん、文字を知ることによって出版物を学習し、そこから得た知識で、生活や処世の楽しみや潤いが倍加し幸福を感じる。
(江戸時代の書物を研究することで、現代の”こころの時代”で見落としているおもしろいことを見つけることができるかもしれない)
5 武家では、家督を継ぐ長男に父親が、出仕したらだれにどんな挨拶をするとか、殿中ではどのようにお茶をだすか、家を出るところから切腹の仕方まで、男しか知らぬ伝えねばならぬ作法を教えた。
(現代では、学校の勉強以外でこのような知識などを教えられる父親というのは、少ない。学校の勉強さえおしえられない父親が多いかも)
6 現代社会は「時は金なり」で、時を追いかけるというか追いかけられているが、江戸人は、時間の経過 移り変わり 季節感だとか、味わいながら暮らしている。 一刻(いつとき)2時間もある。
その中で子育てをしたり、自然と戯れたり、好きなことをした。
7NHKの「三屋清左衛門残日録 藤沢周平」が武士の生活を知るには、最高のドラマ
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