11月8日 日曜日

2004年11月7日
ケンカ哲学 糸山英太郎

糸山英太郎の本は2冊目であるが、落合信彦に似た波動の持ち主である。つまり熱い。正義の味方のやくざという感じ。
総資産5000億円を超える 日本で第4位の金持ち

1 JALの筆頭株主 発行株式数の3%を抑える大切さを知る。(臨時株主総会を招集、財務諸表閲覧権利)及び25%も大切。(役員参加)
現在JALの特別顧問をしておられる。

2 中山製鋼の仕手戦で勝つ。 糸山は買い手。相手は、売り手。
  逆日歩で一日数百万円入ってくるときも
  しかし親の援助資金がなくては負けていた。最後は、資金力
  笹山(競艇の)の資金も

3 6億円もあれば、資本金10億円の会社の仕手戦は戦える
  目的は最後経営に口を出すこと。(大義名分は当然ある)

4 けんかは落としどころを見据えてやる。(注)けんかというのは、殴り合いのけんかではなく、大人のけんか

5 社員時代中古の外車77台売る。しかし給料が上がらないので辞める。その後自分で販売し50台売る。一台売れば120万の利益。銀座で豪遊することを覚える。しかし詐欺に会ったことがきっかけで、父の世話になる。

6 厳しかった父も妾の子供だった英太郎のことを心底、影で応援してくれたそうである。株を一切しない厳格な父も、仕手戦で負けそうな時も応援してくれ、政治家時代も影で大物政治家に裏工作してくれた。

7 英太郎に娘と息子がいる。娘はある日、どこの骨かも分からない男を連れてきて”この人と結婚したい。おなかには子供がいる”と打ち明け、両親は、猛反対! その際娘が、英太郎に”この人は、お父さんとは違って家庭を大事にする人なんです。だからいっしょにいたいんです。”と言った。英太郎は、この言葉に負け(彼は、家庭をかえりみない人だったため)、以後結婚に賛成するようになる。いざ結婚式の時、バージンロードを歩きながら、娘が父親英太郎にこう言った。”この結婚式場を選んだのはね、ほかのどこよりもバージンロードが長いの。お父さんと少しでもいっしょにいたかったから”と言ったそうである。

ケンカ10訓 抜粋 (記憶に残っているもののみ)

 4 けんかに大義名分を持て
 5 相手の情報を徹底的に調べろ
  一冊のファイルにまとめる そしてちらちらちらつかせる
 6 けんかする相手にこだわれ
 7 やられたらすぐやり返せ 2倍返し
 8 執念を忘れるな  やくざが強いのは、勝つまでやり返す
 9 最後は寸止め
10 けんかをしないで勝つのもけんか

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索