12月6日 日経新聞

国の構造改革特区などを活用。

仕事の合間に子供を預けながら、早期教育も期待する。

今年6月 東京都品川区で幼保一元化施設 「ぷりすくーる西五反田」

が開園した。(NPO法人)

開園の経緯は、今の幼稚園では、住民の要求を満たせない。教育と保育

を手がける施設が必要と感じたため。

早期教育を求める保護者からは、本当は、幼稚園に通わせたいという声

があがっていた。

他にも島根県松江市では、来年4月より幼保一元化施設「幼保園のぎ」

を新設する。0−2歳児を保育、3−5歳児を幼稚園で受け入れる。

新しい子育てに対応するモデルにしたいと意気込む。

【問題点】
1 保護者が支払う利用料 保育園は、収入によって変わる。幼稚園は、一定料金。

2 現行制度では、保育園は、企業やNPO法人も運営できるが、幼稚園は自治体か社会福祉法人に限られている。

3 幼稚園教諭と保育士の資格の違いで待遇に差が出る場合がある。
  都内23区では、公務員の資格上、保育士は、公立一元化施設の園長にはなれない。

【DATA】

以前は、幼稚園に通う子供が保育園より多かったが、2000年に逆転する。

幼稚園 管轄→文部科学省、根拠法→学校教育法、対象→3歳より、過ごす時間→基本的に4時間、主な施設基準→同一施設内に運動場を設ける、職員配置基準→一クラス(教諭1人)35人以下、活動内容根拠→幼稚園教育要領

保育園管 轄→厚生労働省、根拠法→児童福祉法 対象→0歳より、過ごす時間→11時間、まちまち、主な施設基準→調理室が必要、職員配置基準→職員1人あたり園児3-30人、活動内容根拠→保育所保育指針

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